ISUグランプリシリーズ2012-2013 第3戦 中国杯(上海)
町田2位発進「楽しめた」
GPシリーズ連続表彰台を狙う町田樹(22=関大)が、首位の高橋に1・39点差の83・48点の自己ベストで、2位スタートを決めた。朝から調子が上がらずに不安はあったというが、「それも含めて楽しめた」と、最終的には余裕を持って演技を披露できた。ノーミスに加え、ジャッジの点数も伸びた。10月スケートアメリカで3位。12月のファイナル(12月5日開幕、ロシア・ソチ)出場も見えてきた新鋭は「明日も自分の『ファイアバード』を届けたい」と「火の鳥」の曲で踊るフリーを見据えた。
<nikkansports.com 2012/11/2>
成長も実感 町田SP自己ベスト更新
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦・中国杯のショートプログラム(SP)は2日、スケートアメリカで初のGP表彰台に上った町田樹が、この日も好調。ほぼミスのない演技で、自己ベストを約1点更新した。ジャンプの感覚にズレがあり、「あの点を出せるとは。スケートアメリカでアピールできたことが、今日の評価につながったのかもしれない」と自己分析した。前回は取りこぼしが多かったスピンとステップが、この日はスピンの一つがレベル3だったのをのぞき、すべて最高のレベル4と、成長も実感した。
<毎日新聞 2012/11/2>