村上佳菜子 Kanako Murakami
2012-2013 Free skating
『Oblivion/A fuego lento/Adios Nonino』
Music:オラシオ・サルガン,アストル・ピアソラ
Choreo:パスカーレ・カメレンゴ
2013年四大陸フィギュアスケート選手権
浅田が今季世界最高点、鈴木・村上と表彰台独占
[読売新聞 2013/2/10 20:38]
フィギュアスケート・四大陸選手権最終日(10日・大阪市中央体育館)――女子のフリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の浅田真央(22)(中京大)がフリーも1位となり、今季世界最高の合計205・45点で3年ぶり3度目の優勝を飾った。
バンクーバー五輪以来の200点超えを達成した。2位は鈴木明子(27)(邦和スポーツランド)で合計190・08点。3位は村上佳菜子(18)(愛知・中京大中京高)で合計181・03点。日本勢が表彰台を独占したのは、2003年の北京大会以来。
【フィギュア】佳菜子、初メダル3位「すっごく幸せ」
[スポーツ報知 2013/2/11 07:03]
◆フィギュアスケート 四大陸選手権最終日(10日・大阪市中央体育館) 女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)首位の浅田真央(22)=中京大=は、今季世界最高の合計205・45点で3年ぶり3度目の優勝を飾った。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と2連続3回転ジャンプは回転不足ながら、銀メダルを獲得した10年バンクーバー五輪以来の200点超えで、自身初の5連勝とした。鈴木明子(27)=邦和スポーツランド=は2位、村上佳菜子(18)=中京大中京高=は3位と、日本女子が10年ぶりに表彰台を独占した。
18歳の村上が、シニアの選手権で初メダルをつかんだ。気合の入れ過ぎでフィニッシュのポーズはずっこけたが、SPとの合計で自己最高の181・03点をマーク。真央、鈴木とともに表彰台を独占した。胸の銅メダルを見つめ「すっごく、幸せ!」と喜んだ。
真っ赤な口紅をつけ、黒のシックな衣装でタンゴを熱演。難度の高い3―2―2回転の3連続ジャンプを着氷し、中盤のジャンプが乱れた以外はノーミスで滑り切った。昨季はスケート靴が合わず、足が腫れるなど苦しんだ。創作舞踏の専門家の平山素子さんの指導を受け、技のつなぎを改善。ジャンプの入りなど動作が滑らかになった。
弟子から「良かったよね」と何度も同意を求められた山田満知子コーチ(69)は苦笑いしながら「一応、褒めときます」と話した。
今大会、思わぬ調整法も発見した。午前中の公式練習後に「1時間ぐらい昼寝したら、すごくスッキリ。緊張感もなくなった」。たくさんの収穫を得た18歳は「世界選手権で生かしたい」と笑顔で意気込んだ。
3位の村上、ダブルアクセル失敗「力を温存してしまった感じは心残り」
[スポーツナビ 2013/2/10 20:35]
フィギュアスケートの四大陸選手権第3日が10日、大阪市中央体育館で行われ、女子フリースケーティングでは、浅田真央(中京大)がフリー130.96点、総合205.45点で3年ぶり3度目の優勝を飾った。2位は鈴木明子(邦和スポーツランド)でフリー124.43点、総合190.08点。3位には村上佳菜子(中京大中京高)が、フリー116.99点、総合181.03点で入り、日本勢が表彰台を独占した。
以下は、村上のコメント。
「やっぱり、ダブルアクセルを失敗してしまったのと、つなぎの部分に迫力がなかったと思います。力を温存してしまった感じがあるので、そこが心残りです。ダブルアクセル以外は満足しているのですが、つなぎの部分の迫力とかダブルアクセルを決めることができれば、もう少し点数が上がるんじゃないかなと思います。
朝の公式練習の時は足が疲れていたんですが、ホテルに帰ってからはいい調整ができましたし、いつもより緊張しなかったので、今回落ち着いて演技ができたことは今後に向けても自信を持つことができると思います。ショートプログラムでやっと自信をつけられる演技ができましたし、世界選手権のショートプログラムではもっと素晴らしい演技もできると思う。フリーでもダブルアクセルとつなぎの部分ができたら、満足いく気持ちで終えられるんじゃないかなと思いますね。今回、表彰台が取れたことはすごくうれしいです。
今日の演技の最後ですが、思いっきりやろうと思ったら勢いが余って止まれませんでした(笑)。タイムオーバーになるかと思ったんですが、なんとかこらえてタイムオーバーにならなくて良かったです」