無良崇人 2013年四大陸フィギュアスケート選手権

無良崇人 Takahito Mura 

2013年四大陸フィギュアスケート選手権

無良、8位に終わるも世界選手権へ「勉強になった」=四大陸フィギュア

[スポーツナビ 2013/2/9 23:47]

フィギュアスケートの四大陸選手権第2日が9日、大阪市中央体育館で行われ、男子フリースケーティングでは、前日のショートプログラムで首位の羽生結弦(東北高)が総合246.38点で2位となった。優勝はケビン・レイノルズ(カナダ)で総合250.55点。高橋大輔(関大大学院)は総合222.77点で7位、無良崇人(中京大)は総合218.08点で8位に終わった。

以下、無良のコメント。

「今回、ショートプログラムをある程度の演技で終えることができ、フリーも4回転で失敗せずにまとめることができました。あとは、フリーの後半を世界選手権(3月、カナダ)に向けてやり直していきたいですね。やはり体や動きが硬かったので、失敗しないジャンプをすることに力を使ってしまいました。リラックスして跳ぶことができなかったので、世界選手権に向けてもっと練習を積まないといけないと思います。(昨年末の)全日本選手権でしっかりした内容で滑れたからこそ今回の代表に選ばれたというプレッシャーも大きかったと思います。

今回、このように日本で大きな国際大会に出て、世界的に見てもお客さんの数が違いますし、滑ってる側から見ても迫力がある。五輪や世界選手権の舞台で試合をするためにもすごく良い経験になりましたし、そういった中でもしっかり滑ることができ勉強になりました。

世界選手権へ向けては、ショートプログラムの4回転・3回転をしっかり跳んで、最後まで踊りきることが理想だと思います。ショートで成功すれば、リラックスして最後までいけると思います。それを念頭に置いて世界選手権に向けて練習していきたい。

4回転ジャンプに関しては、すごく良い形で練習ができています。ショートの4回転の着氷はフェンスに近くてコンビネーションは失敗しましたが、4回転自体は良い調子でした。世界選手権でもこの調子でいきたいですね。今回、一番思ったのはもう少しリラックスしないといけないということ。調子が良かったからこそ出たミスもあったと思いますし、世界選手権へ向けて良い経験になりました」

無良「プレッシャーも大きかった」順位上げられず8位

[スポニチアネックス 2013/2/9 21:56]

SP8位からの巻き返しを狙った無良崇人(21=中京大)は、冒頭の4回転トーループは決めたものの「4回転ジャンプで力を使ってしまい、後半はリラックスしてできなかった」と語ったように、フリーの後半に疲れが見えジャンプなどに乱れが出て140・05点、合計でも218・08点の8位に終わった。

今季はフランス杯でGPシリーズ初勝利を挙げ、昨年末の全日本選手権でも織田や小塚を抑えて3位に入り「ジャンプで気持ちが焦ってしまっている。プレッシャーも大きかった」と、期待の大きさに苦しむ様子も見せていた。それでも、3月の世界選手権に向け「いい勉強。リラックスできるように練習から取り組みたい」と一層の精進を誓っていた。