小塚崇彦 GPS中国杯 銅メダル

小塚崇彦 Takahiko Kozuka

2013-2014 Free skating

[序奏とロンド・カプリチオーソ Introduction and Rondo Capriccioso]

Music:Camille Saint-Saëns

Choreo:Marina Zueva

ISUグランプリシリーズ第3戦 Cup of China(Beijing)2013-2014

ISU GP Cup of China 2013 Beijing / CHN

男子シングルFSジャッジスコア

MEN FREE SKATING JUDGES DETAILS PER SKATER

1位  閻涵 中国 245.62 
2位  マキシム・コフトン ロシア 238.65 
3位  小塚 崇彦 日本 226.92 
4位 デニス・テン カザフスタン 224.80 
5位 リチャード・ドーンブッシュ 米国 218.57 
6位 フローラン・アモディオ フランス 213.39 
7位 ペテル・リーバース ドイツ 200.80 
8位 宋楠 中国 196.80 
9位 王一 中国 185.22

小塚が3位=女子の村上は4位―中国杯フィギュア

[時事通信 11/02 19:48]

【北京時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯最終日は2日、北京で行われ、男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)はフリーで5位だったが、ショートプログラム(SP)の順位を守り、合計226.92点で3位に入った。SP首位の17歳、閻涵(中国)がGP初出場で初優勝。

女子はSP4位の村上佳菜子(中京大)がフリーも4位で、合計165.95点で4位。今井遥(ムサシノク)は150.30点で6位。15歳のアンナ・ポゴリラヤ(ロシア)がSP3位からフリー1位で逆転し、GP初出場で初制覇した。

小塚3位!2度転倒も日本勢GPシリーズ3大会連続表彰台

[スポニチアネックス 2013/11/2 21:11]

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯最終日は2日、北京で行われ、男子でSP3位の小塚崇彦(トヨタ自動車)はフリー145・30点、合計226・92点で3位となった。

小塚はジャンプで2度転倒するなど、本来の出来ではなくフリーでは5位。冒頭に回転不足で転倒。予定した2つ目の4回転を3回転半に変更する安全策をとったが、中盤には3回転フリップで再び転倒。6位に終わったスケートアメリカでのフリーの得点153・20点を下回ったが、表彰台に上った。日本勢は、今季のGPシリーズで3大会連続の表彰台となった。だが、GPシリーズ上位6人のファイナル(12月・福岡)進出は極めて厳しい状況。2大会連続の五輪代表入りには12月下旬の全日本選手権で表彰台に上がることが事実上の最低条件となった。

SPで自己ベストを出し首位に立っていた地元・中国の17歳ハン・ヤンが、フリーでも155・48点の自己ベストを出し、合計245・62点でGPシリーズ初優勝を飾った。

SP2位のマキシム・コフトゥン(ロシア)が、予定していた3回の4回転のうち2回を決め、フリーではトップの156・81点を出し、合計238・65点で2位となった。

▽小塚崇彦の話

ミスが多すぎる。ジャンプはタイミングが合っていなかった。自信を持って百パーセント大丈夫と言い切れるくらい練習していくしかない。

<フィギュア>「ミス多すぎる」 小塚3位も笑顔なし 

[毎日新聞 2013/11/2 21:48]

◇フィギュアスケート中国杯

6位に沈んだスケートアメリカから躍進して表彰台入り(3位)を果たしたものの、小塚に笑顔はなかった。「ミスが多過ぎる。自分のスケート人生で最悪の演技だった」。なかなかクリーンに演技をまとめられない焦燥感。自分自身に腹を立てた。

出だしの4回転トーループは着氷したものの、直後に転倒した上に回転不足を取られて大幅減点。4回転ジャンプを2回跳ぶ予定だったが、精度が上がらず、見送ってトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に戻した。だが、中盤の3連続ジャンプは最初の3回転半が大失敗。難易度が高いとはいえない3回転フリップでも再び転倒し、「自分に対して情けない」と悔いた。

演技後半にミスが集中しているわけではなく、必ずしも体力面での問題ではない。ジャンプの直前、過去の失敗例が頭をよぎる時があるといい、「トラウマと呼ばれるものを打破しないと。(失敗例が)頭をよぎっても大丈夫、と思えるものがほしい」と願う。

ソチ五輪行きが懸かる年末の全日本選手権まで2カ月を切った。「100%はない世界だけど、100%をやり切って全日本に臨みたい」。24歳の決意は、師走の舞台で答えが出る。

中国杯フィギュア・談話

[時事 2013/11/02 21:10]

◇感情は出せた 村上佳菜子

感情はジャパン・オープンより出せるようになったと実感した。後半、二つのジャンプで(回転が)抜けてしまったが、ジャンプはそんなに困っていない。

◇目標明確になった 今井遥

頭では冷静に落ち着いて滑れていたが、途中のステップで体力がなくなって、その後のジャンプで体が動かなかった。ただ次の目標が明確になった。

◇自信が足りない 小塚崇彦

ミスが多過ぎて、自分に対して情けない。得点も低過ぎる。ジャンプに対して、自分の中で自信が足りない。全日本選手権まで時間を無駄に使わず、しっかりとやらないといけない。