ISU GP Hilton HHonors Skate America 2014-15 Free skating
町田 樹 Tatsuki MACHIDA
2014-2015 Free skating
Music:Ludwig van Beethoven
Choreo:Phillip Mills
ISU MEN リザルト
ISU GP 2014 Hilton HHonors Skate America - Men
ISU MEN SHORT PROGRAM スコア
ISU GP 2014 Hilton HHonors Skate America
ISU MEN FREE SKATING スコア
ISU GP 2014 Hilton HHonors Skate America
町田、圧勝でスケート・アメリカ連覇
[AFP=時事 2014/10/26 15:25配信]
【AFP=時事】14-15フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ開幕戦、スケート・アメリカ(Skate America 2014)は25日、米イリノイ(Illinois)州ホフマンエステーツ(Hoffman Estates)のシアーズ・センター・アリーナ(Sears Centre Arena)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、町田樹(Tatsuki Machida)が合計269.09点で2連覇を達成した。
町田は、ソチ冬季五輪終了後の新シーズン開幕戦となった今大会で、連覇を達成している。
24日に行われたショート・プログラムで首位に立っていた町田は、FSで175.50を記録し、合計234.17点で2位に入った米国のジェイソン・ブラウン(Jason Brown)に約35点差をつける圧勝だった。3位には、合計232.24点でカナダのナム・グエン(Nam Nguyen)が続いた。
町田は、ルートウィヒ・ベートーベン(Ludwig van Beethoven)の交響曲第9番にのせて、4回転と2回転のトゥループやトリプルアクセルと3回転トゥループというコンビネーションジャンプなど、非の打ち所のない演技を披露した。日本人選手のスケート・アメリカ制覇は、ここ10年間で8度目となっている。
町田の対抗馬と見られたデニス・テン(Denis Ten、カザフスタン)とジェレミー・アボット(Jeremy Abbott、米国)は、ともにミスが目立った。
現世界ジュニア王者のグエンは、シニアデビュー戦で表彰台入りという最高の結果を手にした。16歳のグエンはフリースケーティングでは町田に次いで2位の158.53点を記録している。グエンはソチ五輪の出場はなかったものの、11歳でバンクーバー冬季五輪のエキシビションに出場している。【翻訳編集】 AFPBB News
フィギュアGP開幕戦 町田樹が2連覇
[NHK News web 2014/10/26 16:47]
フィギュアスケート、グランプリシリーズの開幕戦、アメリカ大会の男子シングルで、町田樹選手が大会2連覇を果たしました。
グランプリシリーズは、このアメリカ大会から来月下旬の大阪でのNHK杯まで6つの大会が開かれます。
開幕戦のアメリカ大会では、町田選手が前半のショートプログラムでトップに立って後半のフリーに臨みました。
町田選手は2つの4回転ジャンプを成功させるなどジャンプが安定し、ステップやスピンでも高得点を挙げました。
そして、演技の後半にはベートーベンの「交響曲第九番」の合唱に合わせて力強い振り付けを見せるなど表現力でも高い評価を得てフリーでも1位となり、合計得点269.09で2連覇を果たしました。
町田選手は、昨シーズンのロシア大会に続くグランプリシリーズ4勝目で、演技のあと、「後半は苦しかったが、観客の盛り上がりを見て、その苦しみを超える価値を感じられた」と話していました。
女子シングルは前半のショートプログラムが行われ、今井遙選手は3回転ジャンプの転倒が響いて、得点53.79にとどまり8位と出遅れました。
ペアのショートプログラムでは、日本出身でロシア代表の川口悠子選手とアレクサンドル・スミルノフ選手のペアが出場し、69.16でトップに立ちました。
町田樹「苦しみが報われた」 圧勝でGPV2
[時事 2014/10/26 19:12]
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカは25日、米イリノイ州シカゴで行われ、男子ショートプログラム(SP)で首位に立っていた町田樹(関大)がフリーでも175・70点を挙げて1位となり、合計269・09点で大会2連覇を果たした。GPシリーズは通算4度目の優勝。
女子SPに臨んだ今井遥(新潟県連盟)は53・79点で8位だった。エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が67・41点で首位。ペアのSPでは川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)が69・16点でトップに立った。
アイスダンスでは、マディソン・チョック、エバン・ベーツ組(米)が優勝した。
■町田「勝負を受けて立ちたい」
体が悲鳴を上げていた。演技を終えた町田は力尽きたようにひざをついた。採点を待つ間も放心状態。観客の大歓声を聞いてようやく「苦しみが報われた気がした」。全力を出し切った充実感がこみ上げた。
新プログラム、ベートーベンの「第9交響曲」は、「120%を出さないと形にすらならない」というほど難しい挑戦だった。体力が落ちた後半に3回転フリップで手をつくミスが出たが、その他はしっかりまとめ上げた。今季初戦で状態も万全とはいえない中、上出来の内容。「結果も点数も演技の出来も、今の僕の100%。満足している」。伸びしろを実感できたことは収穫だった。
2位のブラウン(米)に34・92点の大差をつける圧勝で大会2連覇。最高のスタートは、後に続く日本男子勢に向けた強いメッセージとなる。「日本には羽生選手をはじめたくさんライバルがいる。(グランプリシリーズの)初戦でいいボールを投げられたと思うから、どう投げ返してくるのか。その勝負を受けて立ちたい」。強いライバル心を隠さなかった。
大西勝敬コーチ 「町田は真面目で教えがいのある選手。(今回の優勝は)85点で合格ラインぎりぎり。課題はスタミナ面だ」
今井遥 「(3回転ループは)米国に来てから一度もミスしていなかったので(転倒は)もったいなかった。全体的には前回の試合より良いところが出てきた」
「作品」完成に意欲=町田、一夜明け一息―スケートアメリカ
[時事通信 2015/10/27 10:56配信]
【シカゴ時事】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカで大会2連覇を果たした町田樹(関大)が優勝から一夜明けた26日、「ひとまずほっとしている」と穏やかな表情で心境を語った。
今季初戦を圧勝という形でスタート。次の課題について、「優先順位は勝ちよりも作品の完成度。完成度が高ければ勝ちも手に入る。まだ伸ばせる。やるべきことはたくさんある」と話し、新プログラムの完成に意欲を示した。
この日行われたエキシビションでは、「エデンの東」を演じてナイーブな感性を表現。観客を沸かせた。