宮原知子 「今までで一番良い演技ができた」 第83回全日本フィギュアスケート 選手権/2014-2015 SP『オペラ「魔笛」より』 FS 『ミス・サイゴン』

第83回全日本フィギュアスケート選手権(ビッグハット・長野市)

宮原知子 Satoko Miyahara

2014-2015 Short Program

[オペラ"魔笛"より(ザ・フィドラー・オブ・ジ・オペラ)]

Music:Wolfgang Amadeus Mozart

Choreo:Lori Nichol

2014-2015 Free Skating

[Miss Saigon(Miss Saigon (Original 1989 London Cast))]

Music:Claude Michel Schonberg

Choreo:Tom Dickson

第83回全日本フィギュアスケート選手権大会競技結果

女子 最終結果

リザルト

女子 SP ジャッジスコア

Judges Details per Skater / Short Program

女子 FS ジャッジスコア

Judges Details per Skater/Free Skating

フィギュア新女王・宮原「今までで一番良い演技ができた」 一夜明けて心境語る

[スポーツナビ 2014年12月29日 17:13]

フィギュアスケートの全日本選手権で初優勝した女子の宮原知子(関西大中・高スケート部)が一夜明けた29日、長野・ビッグハットで今の心境を語った。今季がシニア2シーズン目の宮原は、グランプリ(GP)シリーズのスケートカナダ、NHK杯ともに3位。今回の全日本制覇で来年2月の四大陸選手権(韓国・ソウル)、3月の世界選手権(中国・上海)の代表に決定した。

以下、宮原の一夜明け会見のコメント。

(優勝から1日経ってどんな気持ち?)すごくうれしいのと、また次の試合に向けて頑張らなきゃという気持ちです

(2014年はどんな年だった?)GPシリーズで初めて表彰台にも乗れて、去年よりも結果を出すことができて、すごく充実した2014年でした。

(来年は)これまでよりも、もっと上を目指して世界選手権でも思い切って演技できるようにしたいです。

(もっと上というのは)技術面や表現面で、回転不足をなくしたり、表情をつけるようにしたいとかそういうことです。

(具体的な選手のイメージはある?)すごい迫力があるプログラムで、どの技術もうまいなと思われる選手になりたいです。

(期待を受けることに関して)今回の全日本で優勝できたことで、すごく自信にもなったりプレッシャーにもなったりすると思うんですけど、今はあまりプレッシャーには感じていなくて、もっと思い切っていこうと上を見ている感じです。

(これからが楽しみになった?)自分もこれくらいできるんだという自信になりました。

(平昌五輪に向けて大きな一歩になったと思うが)あと3年間でたくさん練習することもあるし、今回1回優勝しただけでは足りないので、毎年レベルアップできるように頑張りたいと思います。

(全日本で優勝できた一番の要因は)ショートもフリーも今までで一番良い演技かな、という演技ができたことだと思います。

(お祝いの連絡は来た?)いっぱい来ました。『おめでとう』というのと『テレビ見たよ』というのが一番多かったです。

(普段より多かった?)同じクラスの子だけじゃなく、小学校の友達からも来ました。今までにないくらいに来たのでうれしかったです。

(携帯の電池がなくなるくらい?)そこまでじゃないです(笑)。

(どういう文面で返した?)まず『ありがとう』は必ず入れて、あとはけっこうみんな同じ内容で返しちゃいました(笑)。

(そういうので優勝したと実感できた?)自分が思っていた以上にみんな見てくれていたのでびっくりしたし、うれしかったです。

(ジャンプの回転不足について)だいたい自分でも『ちょっと危ないかも』というジャンプで取られてしまうことが多いです。

(スタミナは昔からあった?)シャトルランとかは同学年の女子の中でも速いほうでした。

(食事などは気をつけていた?)あまり考えたことはないです。

(練習の虫と言われているが)練習でできていないと本番でできるという自信がつかないので、練習したほうがいいかなと。

(練習をやりたくない日はない?)あまりないです。

(ジュニアから一緒にやってきた本郷理華と宇野昌磨が表彰台に乗ったが)3人で乗れてうれしいのと、これからまた何回も一緒に試合に出ることになるので、お互いに頑張っていきたいと思います。

(本郷に対してライバル意識は?)それはあまりないですけど、自分も頑張らないといけないという気持ちは強くなります」

名古屋でアイスショー 宮原、本郷らが華麗な滑り 

[産経ニュース 2015年1月6日 22:03]

フィギュアスケートの世界選手権(3月・上海)に出場する女子の宮原知子(大阪・関大高)や本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)らが6日、名古屋市のガイシプラザで行われたアイスショーで華麗な滑りを披露した。

昨年末の全日本選手権で初優勝した宮原は持ち味の軽快なステップや難度の高いスピンで観客を魅了。本郷はゾンビを意識したメークでマイケル・ジャクソンの「スリラー」を熱演した。

全日本選手権の男子2位の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)は4回転トーループとトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させて会場を沸かせた。出場する世界ジュニア選手権(3月・タリン=エストニア)へ「本番で全て出し切れるよう一日も無駄にせず練習していく」と力を込めた。